2015年7月30日木曜日

2015/07/30 根本さんの甲虫ノート

7月30日(木) 晴れ時々曇り 25℃~33℃
 前回仕掛けてきたトラップの回収に行こう行こうと思っているうちに忙しく数日が過ぎてしまった。その間にはかなり激しい雷雨もあったし、エサが腐りやすいのでもうダメだろうと思っていたが、今日、甥が車で近くまで行くというので、ついでに回収だけをすることにして同乗させてもらった。なるべく雨が入らないように、斜面に斜めに埋めてきたのだが、やはり2cm程の所まで雨水が入っていた。中がグジャグジャになっていて、何がはいっているのかまったくわからなかったが、中身をあけてみると、陸のハンター「アオオサムシ」が2頭入っていた。すでに死んでいたが、家に帰ってからよく見ると、赤系の色の強い♂と♀だった。(写真⑩1-4)


   
オサムシの場合♂と♀を見分けるには、前脚の跗節の違いを見るのが一番だ。♂は逆三角形で大きいが、♀は他の跗節と同じで細い紡錘じょうになっている。この2頭は溺死したためにメスは産卵管が出てしまっているし、体形も違うので分かりやすいが、小型のヒメオサムシなどは跗節を見ないと分からない。また、オサムシは地域変種が多く、色彩や見た目だけで判別できないものも多い。この2頭はノギスで計ってみると、ちょうど30㎜でアオオサムシとしてはやや小型だが、色彩は美しい。いずれにしても、これで大池付近にもオサムシ科のものが生息しているのが証明されたので、今後も色々なものが見つから可能性はある。特に、樹上のケムシを主に食べているエゾカタビロオサムシはオサムシにしては珍しくよく飛ぶので、期待できると思う。




0 件のコメント:

コメントを投稿