2015年4月23日木曜日

2015/04/23 根本さんの甲虫ノート

4月23日(木) 晴れ 10℃~21℃
 例年より少し早いが、常温で飼っているオオクワガタが活動しているので、早出の甲虫が出ていても不思議ではなく思われるので、今年初めての採集に大池に行ってきた。
 いつものように宍塚川から入ると、入り口付近に会った大きなクヌギ2本が切り倒され、きれいに並べられていた。甲虫マニアからすると絶好の材が大量に目の前にある(写真Ⅰの1-4)。
    



 何とも心躍る光景ではあるのだが、何分時期が早すぎる。それでもよく見ていくと、小型のタマムシがかなりの数きている。ウグイスナガタマムシだとすぐにわかったが、小さいうえによく飛ぶので伐採木上にじっとしていることがほとんどない。伐採木上から飛び上がる時と止まる時にスピードが落ちるので、そこを狙ってネットで捕らえるしかない。20分ほどの間に5頭を捕ったが、1頭だけを採集し、他は逃がしてやった(写真Ⅰ 5)。

 その後もじっくり見て回ると、太い材の切り口にゴマフカミキリを見つけた。通常、出現するのは5月下旬からなのだが、かなり早く出現したようだ(写真Ⅰ 6-7)。


 他にもきれいに枝打ちされたクヌギの材を見て回ったが、目ぼしいものはいなかった。しかし、これだけのクヌギ材があるというのは、甲虫の出が本格化する5月下旬以降の採集が楽しみだ。
 次に、いつものコースである及川さんたちのプレハブ小屋がある付近からオニグルミのある広場へと向かう。途中の花には、何処にでもいるコアオハナムグリ、ビロウドコガネ、セマダラコガネなどがいたが、今更どうという事もないので、そのまま見過ごした。この付近では畑作も始まり、今後は他の甲虫(特に、歩行性甲虫)なども期待できそうだ(写真Ⅰ 8)。

 プレハブ小屋まで行くと、杉の新しい伐採木が眼にとまったので、よく見てみるとヒメスギカミキリが多数来ていた。カミキリの中でも、個体数の多さはトゲヒゲトラカミキリと並んで非常に多い種なのだが、なぜかここ大池では見た記憶がない。和名は似ているが、昨年撮ったスギカミキリとは違いヒメスギカミキリはスギの伐採木にしか来ない。(写真Ⅰ 9-13) ペアも多く、ざっと見ただけでも50頭位が来ており次々に飛来する。一応、2頭だけを採集した。





 近くにあるいつもセンノキカミキリがいるセンノキ(写真Ⅰ 14)もみたが、まだ新芽がでたばかりで、さすがに早すぎたようだ。

 次にいつものコースを農道にそって歩いていると、雑草注 の葉を後食注 しているイチモンジカメノコハムシを見つけた。(写真Ⅰ 15)これはどういう訳か、人通りの多いこの付近にしかいない。

 その後もいつものコースを行くが、ヒメシモフリコメツキ(写真Ⅰ16-17)を採っただけで、たいしたものはいなかった。 


 早出の代表格のモモブトカミキリモドキ注 は多いが、(写真Ⅰ18-19)19欠 あとはコメツキ位で、まだまだ甲虫のシーズンには早すぎたようだ。

 林を抜けるとクヌギの大木が多くの花を咲かせていたが、あまりにも高いので甲虫がいるのかどうかは確認できなかった。(写真Ⅰ20-21) 21欠

 常磐高速沿いのウワミズザクラが4-5本満開になっていたが、小型のコメツキ位で、他の甲虫の姿はなかった。もう帰ろうとネットを分解していると、目の前をセンチコガネが飛んで行った。こうしたことはよくあり、なぜこのタイミングで出てくるかと思うことがしばしばある。また、ネットをリュックに入れようと知ると、ネットの中に甲虫がいる事に気付いた。ルイスナガキクイムシでいつ入ったのかはわからないが、一応、採集した。(写真Ⅰ22)


0 件のコメント:

コメントを投稿