2013年6月3日月曜日

2013/06/03 根本さんの甲虫ノート

6月3日(月)曇り時々晴れ 18℃~25℃
 今日も大池のいつものコースを行く。枯れ枝などにアトモンサビカミキリやアトジロサビカミキリなど最も普通種といえるカミキリがいたが、最近は大分減ってきた。温暖化のせいもあるのだが、生活域の変化が一番の理由だと思われる。先日、新聞に温暖化について記事があり、「20世紀の100年間で地球の平均気温は0.74℃上昇したが、ここ10年間は横ばいになっている」とあった。0.74℃という数字は大きいと言えば大きいのだが、甲虫が激減したのは、ここ20年位の間だ。自分の周りを見ても、甲虫どころか蚊やハエされ余りいなくなった。生活環境が大きく変わり、その結果、昆虫が激減した。よほど山奥へでも行かないと、昔のように昆虫が普通に射るところが無くなった。(数年前に皇居の椿の伐採木で多くのトガリバアカムネトラカミキリが棲息しているのが見つかり、学者やマニアの間で大きな話題になったことがある。都区内では全滅したが、環境の変化があまりない皇居にはちゃんと生息していたのだ。)
 その後も、いつものコースを行くとセンノキにセンノキカミキリのペアがいたが、今更捕まえても仕方ないので、そのままにしておいた。更に農道を行くと、根元から切られた太めのツルがあり、ゴマフカミキリ6頭とナカジロサビカミキリ3頭、多数のカレキゾウムシが来ていて、やはり、新しい伐採木でないと甲虫はあまり来ないのだとつくづく思った。ハムシもジンガサハムシなど多数の種が出ていて、いよいよ夏本番といった感じとなってきた。コースの途中のウツギ類の低木でツマグロハナカミキリ1頭を発見。前回から1ヶ月近くたつが、出現期は意外と長いらしい。
 その後、林の中の折れた小枝でヤハズカミキリをみつけたが、このカミキリも10年以上前は普通種だったが、近ごろはあまり見かけなくなった。林の中は湿度が高く、気温の割には汗をかく。シロテンハナムグリやカナブンが飛んでいるのはよく見るが、樹液にはタテハチョウとオオスズメバチ位だ。特に、ヨツボシケシキスイとオオキスイがいなくなったのが気にかかる。林の出口付近の伐採されたコナラの枝に2頭のエグリトラカミキリが来ていたが、普通種ばかりで珍しいものはおらず、いつものように枯れたヌルデには、ヨツボシカミキリとマダラアシゾウムシが群がっていただけだった。



0 件のコメント:

コメントを投稿